富士山

2008年8月7日 富士山

準備

夏休みを利用して富士山(3,776m)に行ってきました。
子供が小学生のうちに一度富士山に行ってみたいと考え、上の子が6年の今年、富士登山を計画しました。
夏休みとはいえ、最近の小学生は色々と行事があるので、行事の予定がだいたい出てから日程を決めました。夏休みの富士山はたいへん混むということから、多少は空いているであろう、時期として8月前半の平日に決めました。
登り方ですが、富士山に登ったことのある嫁の意見を参考にして、山小屋を利用せず、日帰り登山にしました。もっとも、私の住んでいる群馬県から富士山まで日帰りで行って、登山して帰ってくる体力はありませんので、富士山周辺で宿泊することにして、山中湖付近の宿(日帰り温泉の紅富士の湯のそばです。)を2泊予約しました。ここまでがだいたい5月のゴールデンウィークです。

物(装備)の準備は徐々にすることにして、最大の問題は人間の準備なので、練習を兼ねて今年はできるだけ週末に登山・ハイキングに行くことにして、最寄の赤城山や、日光白根山、武尊山、湯の丸(池の平湿原)などに行きました。

装備としては富士山ということで特別に用意したものは、酸素缶(スプレー)と懐中電灯くらいで、あとは使い慣れたものです。
装備としては、登山靴、靴下、帽子、ドライシャツ、ジャージ、手袋、タオル、水筒、ザック、カッパ(コアテックス)、長袖のシャツ、フリース、ストック、昼食、飲み物(水筒の中身を除いて3リットル)、デジタルカメラ、懐中電灯、ティッシュ、ゴミ袋、ガムテープ、現金、薬類、行動食(パン、チョコ、飴など)です。装備としては一般的なもので特別なものはありません。
ストックは嫁が2本ストックで、他の3人はシングルで、記念に1本金剛杖を購入予定です。

前日はお昼ごろに河口湖の周りに着き観光とブルーベリー摘みをして、夕方に宿に入り、翌日の朝食と昼食を買い。夕食後、シャワーを浴びて、早めに就寝しました。
ブルーベリー前日は河口湖のそばでブルーベリー摘みをしました。
摘んだブルーベリーは富士山にも持って行きました。
富士山頂で食べたブルーベリーは美味しかったです。

宿は標高1,000m程度なので、家(関東平野の最北)より、5℃くらい涼しい感じでした。
翌日の富士山の天気予報は曇りで、山頂の最高気温が12℃でした。

往路

朝、3時に起き、着替えを行い出発です。4時前に富士スバルラインの料金所を通りましたが五合目の駐車場はいっぱいで、五合目から1km手前の路肩(駐車場)に車を停めました。富士スバルラインの情報がある富士山有料道路のホームページ(URL http://fujisen.web.infoseek.co.jp/)では混雑予想日でしたが、その通りでした。周囲を見ると、同じように登山の準備をしている人と、五合目で御来光を見る人がいました。
車の中で朝食を食べ、体慣らしのための休憩と準備をして出発です。空は暗いですが日の出間近なので周りは明るいです。気温は車の外気温計では12℃でした。半袖だと少し寒いくらいので、最初から長袖(ジャージ)を着ました。[4:50]
五合目まで歩いてトイレを済ませ、金剛杖を買い登山口を目指します。[5:20]
富士山五合目から見た富士山

ほぼ平らな道を15分ほど歩いて登山道入口に着きました。歩いていて暑くなったので、私はここで長袖を脱いで半袖にしました。
富士山 登山道登山道入り口

登山道入口から25分ほどで六合目に着き、安全指導センターの脇で休憩しました。[6:00]
富士山 六合目六合目で最初の休憩をしました。

体もだいぶ目が覚めてきて、調子よくなってきましたが、高山病が怖いのでペースは上げずに余裕を持って登ります。途中、何度も休みながら登り、1時間15分ほどで七合目の花小屋に着き、焼印を押してもらいました。[7:30]
富士山 花小屋最初の焼印を押してもらった、七合目の花小屋
ここまでは晴れていました。

花小屋で標高2,700mですから自分の足で登ったところとしては、この時点で最も高い場所です。ここまでの道は石の少なく歩きやすかったですが、ここからは石が多く登り坂も急になります。

花小屋の先の山小屋も七合目となっていますが、どこが本当の七合目なのでしょうか。
途中、何度も止まっては深呼吸をしながら、ゆっくりと登ります。午前中のこの時間に登る人はそれほど多くありませんが、登山者が途切れることはありません。また、下のほうに掛け声をかけながら登ってくる団体が見えました。
途中の山小屋でガスってきて、息子が寒いというので防寒にカッパを着させ、嫁と娘も気温が下がりそうなのでカッパを、私は長袖を着ました。登っている途中で雨が降ってきたので、私もカッパを着ました。(雨はすぐに止みました。)
本七合目の東洋館で標高一万尺(3,000m)の焼印を押してもらいました。とうとう、標高3,000mを超えました。[8:50]
富士山 東洋館七合目最後の東洋館
標高3,000mです。
天気は曇ってしまいました。

30分ほどで八合目の太子館(3,100m)に着きました。ここからでは、山頂も見えませんし、下の風景も雲であまりよくありません。振り返ると、たまに河口湖や山中湖が見えました。[9:25]
富士山 太子館八合目の太子館

八合目前から息子に高山病の症状で頭痛が始まり、蓬莱館、白雲荘と休みながら登りましたが、元祖室で「もうだめ…」と言うので、無理をさせてもしょうがないので、嫁と相談して、息子と嫁はここで休んでから下山することにして、娘と私で山頂を目指すことにしました。[11:00]
富士山 白雲荘八合目の白雲荘からの眺め
標識の後は雲(霧)です。

富士山 元祖室八合目の元祖室の標識
息子はここで登頂を断念しました。

娘と2人になったので少しペースを上げ、本八合目の富士山ホテル(3,400m)に着き、胸突八丁の焼印を押してもらいました。[11:40]
富士山 富士山ホテル本八合目の富士山ホテル

30分ほどで八合五勺の御来光館に着きました。ここの焼印は“県境”となっていましたが、この先は静岡県なのでしょうか?[12:10]
富士山 御来光館八合五勺の御来光館

御来光館から25分で九合目の鳥居に到着しました。後を見ると積乱雲が多く、雷雨が心配です。[12:35]
積乱雲後を見るとすごい積乱雲
雲の形が犬のように見えませんか?

富士山 山頂上の鳥居が山頂です。

娘は問題ないということですが、私は少し頭痛がしてきました。休み休み、一歩一歩確かめるように登り35分ほどで山頂(3,720m)に着きました。[13:10]
途中、息子の体調回復のために休憩を多くしたこともあり、登りはじめてから8時間20分ほどかかりました。

頂上

山頂について金剛杖に御朱印を押してもらい、ラーメンとパン、(前日に摘んだ)ブルーベリーを食べて休憩して、火山口を見てから下山を始めました。[14:10]
富士山 山頂富士山頂です。

富士山 火口と剣が峰火口と剣が峰
山頂は晴れていますが、雲があり景色はよくなかったです。

本当はお鉢巡りもしたかったのですが、時間的にも体力的にもつらいし、嫁と息子と別行動になってしまったので、次の機会にすることにしました。

復路

雷がゴロゴロなっているので、雷雨が少し心配です。登りの道は岩が多かったですが、下り道は砂礫で歩くのは楽ですが、靴の中に石が入らないように無理に急がないようにします。九合目ほどで体調が一気に悪くなったので、30分ほど休みました。お昼を食べた後の休憩が不足していたようです。

休憩してからは体調も良くなったので、順調に歩きました。適度に地面が湿っているためか、ホコリはあまり気になりませんでした。途中、先に下山した嫁とメールで連絡を取り合い、息子も下山できたのと車を五合目の駐車場まで移動したと連絡がありました。
下山道の分岐下山道の須走口との分岐
河口湖口は左です。

富士山 避難所避難所
雷が鳴っていましたが避難所のお世話にはならずにすみました。

富士山 シェルター落石避けのシェルター
疲れているので、シェルターの中の階段を下りるのがつらい…

調子よく下山を続け、七合目のトイレで休憩して、六合目の登山道との合流まで3時間ほどでした。
六合目で先に下山した嫁に電話をして、この先は朝通った道の戻りで30分ほどで五合目に着きました。五合目に着いたのは18時なので下りは4時間弱でした。

帰りは、宿のそばの紅富士の湯でお風呂に入り、夕食を食べました。宿に戻ったら着替えてそのまま寝ました。

あとがき

とにかく、長い一日でした。歩数計によると歩数は約3万歩でした。時間の割りに歩数が少ないのは休憩が多かったからですね。
ゆっくり温泉につかり、十分な睡眠をとったので、翌日に筋肉痛や疲れはあまりなく、富士急ハイランドで遊んで帰りました。
FUJIYAMAと虹富士急ハイランドで見た虹
太陽の方角(普通と逆)に直線の虹が見えました。
“環水平アーク”というそうです。

機会があれば、今度は御来光とお鉢巡りをしたいです。
へこんだペットボトル富士山頂で蓋をしたペットボトルは家に帰るとこんなにへこんでいました。

富士山 金剛杖
焼印と御朱印を押してもらった金剛杖

携帯電話ですが、嫁と別行動になったため、何度も連絡を取るために使いましたが、電波状態は良好でした。(auです。)

アドバイス

アドバイスと言うほどではありませんが、富士山に登ろうと考えている人に…

自分のペースで登りましょう。

団体で登っている人も多く、団体の前後になるとペースが乱されやすいです。団体が近づいてきたら先に行かせて自分のペースを守りましょう。

下山時の飲み物の準備を忘れない。

嫁と息子が下山中に飲み物がなくなり難儀している家族連れにあったそうです。河口湖口では八合目を過ぎると五合目まで山小屋がありません。手持ちの飲み物が少ないと思ったら八合目の山小屋で補給しましょう。
上の家族には嫁がペットボトルを差し上げたそうです。(嫁と息子で未開封のペットボトルを2本持っていた。)

富士山は寒い。

基本的に晴れていましたが、日の出前の五合目で12℃、昼過ぎの山頂の山小屋の中で15℃と富士山は寒いです。暑がりな私でも、六合目手前から七合目までは半袖でしたが、後はずっと長袖でした。
また、富士山は大汗をかくようなペースでは登れないので、暑さ対策より寒さ対策をしたほうがいいです。

日差しがきつい。

河口湖口は六合目から先は日陰がまったくなく、晴れると日差しがきついです。
体力温存のためにもつばの広い帽子、日焼け止めなどの対策をしましょう。



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